スポーツスターエンジンオイル交換
スポーツスターエンジンオイル交換
サービスマニュアルには8000kキロ毎の交換となっていますが、基本的には3000キロごとと言われています。
3000キロも走っていないのですが、前回の交換から半年近く経過し、オイルの劣化が気になっていましたのでオイル交換!!
オイルを抜く
気温が低いとオイルが固くて抜けにくいので、暖気をしてオイルを温めてスムーズに抜けるようにします。
スポーツスターのオイルドレンはマフラーステー部にあるので、マイナスドライバーでクランプを緩めてホースを抜きます

廃オイルはオイルパンや、廃油処理箱で受けて処理
(こぼさないように・・・気を付けていても垂れちゃうので)

オイルディップを抜いてオイルを流れやすく

しっかりオイル抜いたら一度ドレンホースをボスに戻してオイルフィルターを外します。
フィルターを外す際に内部のオイルが流れるので段ボールでガイドを作って、フィルターレンチで取り外し

新しいフィルターは装着前にオイルを入れてオイルフィルター内にオイルが回る時間を短縮。シール部分にオイルを塗って取り付け時のシール擦れを対策

フィルター取り付けフィルターレンチで付けると、トルクがかかりすぎて次の交換の際に苦労するので、手で取り付け

フィルターも付けたので、いよいよオイルを投入!

オイル1本入れた後にドレンホースを1度外してオイルラインの空気を出します。オイルが出てきたら、ボスに取り付け元通りにクランプをしめます。(これをしないと空気がオイルラインに入ったままでオイルが回るのに時間が掛かったり、オイルを規定量入れた際にオイルタンクからオイルがあふれる可能性があります)
残り2本のオイルを投入した後、ディップスティックに刻まれた溝内にオイルレベルがある事を確認

エンジンをかけてオイルを車体に回し、もう一度ディップスティックでオイルレベルを確認
最後にオイル漏れを確認してエンジンオイル交換完了
やっぱりエンジンオイルを交換するとノイズが減って気持ちがいい!!
使用した工具
マイナスドライバー
フィルター
レンチフィルター
今回使用したオイル
レブテック
エンジンオイル 20W-50 ゴールド 化学合成オイル
このオイルはハーレーダビッドソン純正と成分が同じと言われており、価格も安いので、使われている方は多いみたいですね。
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ちなみに
化学合成オイル(SYNTHETIC OIL)
精製に手間がかかりコストも高いが、オイルの分子構造が均一で温度変化に強く油膜切れなどを起こしにくい高い性能があるオイルです
鉱物油(MINERAL OIL)
オイルの分子構造が一定でなく化学合成オイルに比べ劣化しやすいオイルといわれていますが、キチンとオイル管理をすれば問題ないという話も・・・化学合成オイルに比べて安価に購入可能です。
昔のハーレーはオイル漏れが多い為、分子構造が大きい鉱物油の方が良いという話もあったようです。現在はガスケットも密封性の高いものになりオイルトラブルも改善されたているとのこと。部分合成油(SEMI SYNTHETIC OIL)
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部分合成油(SEMI SYNTHETIC OIL)
鉱物油と化学合成油をブレンドさせたオイルです。化学合成の高い性能と鉱物油のコストパフォーマンスを合わせたものと言われています。混合割合は化学合成油が最低2割以上
夏は熱によってオイルの劣化が早くなり、冬は結露によって水分がオイル内に入り、ちょい乗りを繰り返すと水分が溜まってオイルが劣化するといいます。
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今回使用したスポーツスターフィルターとフィルターレンチ
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走行距離とバイクの様子をみながらキチンとオイル交換、今のバイクと長く付き合っていきたいです。
