ホリスター事件

ホリスター事件

アメリカのLIFE誌は1947年7月21日に
「独立記念日の週末にモーターサイクルクラブメンバー4000人が、
カリフォルニア州ホリスターに轟音のバイクと共になだれ込み、
信号無視を繰り返し、レストランやバーに押し入っては破壊行為を繰り返し、街に酷い混乱をもたらした。」と報道しました
掲載された写真が有名ですね

この報道がきっかけでアメリカではバイクは野蛮な乗り物だ、バイクもライダーも危険だ!
というイメージが根付いてしまいました。

しかし、このLIFEの報道は過激に演出したものだと言われており、
実際は、イベント参加人数はピーク時で4000人程度いたようだが、
騒動を起こしたのは、一部のアウトローバイカーせいぜい500人程度
ホリスターの街には警察署員は5名しかおらず、
ホリスターのメインストリートで、ドラッグレースや危険なスタントを始めると、手が付けられない状態になりましたが、実際の逮捕者は49名、
ほどんどが泥酔や、公然露出などの軽犯罪で、大きなけが人も酔ってバイクのスタントで失敗した数人程度で、他に重傷者もいなかったそうです。
(逮捕された49名も、ほとんどが2000ドル程度の保釈金を払い、罪から逃れたそう・・・)

このまま終われば「カリフォルニアの田舎町の乱闘騒ぎ」程度で、
歴史に残るような事件にはならなかったはずですが、
この事件を「LIFE」は4000人バイカーがホリスターの町で暴れまわったかのように報道、
その後、この事件は小説や映画の元となり世に広められ、アメリカにバイクに乗る「アウトロー」の存在を刻み込みました。

この事件を有名にした写真についても、捏造か少なくとも演出があったという疑惑があります。
撮影者のピーターソンの死後、異なる構図の写真が出てきたり、
(ライダーの足元に散らばった瓶が割れずに立っているものがあったり、
ライダーにポーズをとらせたような構図の写真が見つかりました。
暴力性を強調する為の演出ではないか?と言われています。)

後年、現場にいた野次馬から写真がやらせだったという証言も得たとの事
(証言によるとビール瓶を路上に転がし、その中にバイクを止め、ライダーにポーズをとらせていたとのこと。)

この事件の報道はアメリカでバイクにおけるイメージを決定付けたものであり、
少なからず、ハーレーダビッドソンのイメージを決定付けたものでした。

乱暴者(The Wild One)

ホリスター事件を元にして作られたのが,
1954年「乱暴者(The Wild One)」

主役のマーロン・ブランドが着用した、ライダースやデニム等は実際に彼が選んで着用したもので、
この革ジャンにデニム、ブーツというファッションは、英国の「ロッカーズ」に影響を与え、
バイク乗りのスタンダードなファッションとして世に広めました。
エキストラで出演していたライダーとも積極的に交流も持ち、
彼らの特徴を役作りに取り入れていったそうです。

ライバルアウトローバイクチームリーダー役のリー・マービンとは実際に仲が悪く、
撮影では緊張感が絶えなかったとのこと。
そういった映画の背景を知ると、映画が数段面白くなるから不思議ですね。
古いトライアンフやハーレーを見るだけでも十分に楽しめます。

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